A city in 2006
久々に大学時代に作ったプレイリストを開いたら、YUIの『君への想い』が出てきた。
小学生の時になにげに夕飯の時間帯によく観てた韓国ドラマ『High Kick』の挿入歌。
シットコムであり、学園ドラマであり、サスペンスでもある傑作。
この曲は、最後に大好きなMinjungがMinyongと別れた後に、
雨の日に英語の授業をしながら、Minyongのことを思い出したシーンの曲。
今日はHigh Kickの世界観を振り返ってみたいな。
2006のソウル。気づけばノスタルジーになってた物事。あの頃にしかできなくなったこと。
1. 友達のお家で一緒に宿題をやる
高校生のBeomは、毎日大親友のMinhoの家に通ってて、寄生虫と言われる程だった。
あ〜冷蔵庫を開けてジュースを飲んだりおばあちゃんの料理を食べたり。週末は家族全員で山登りしたり。(Beomも絶対いる)
同じイヤホンの左右を分け合ったり。
Minhoのあの勉強机はとても狭かったけど、いつも仲良くシャアしてたよな。
2. 車で通勤して、仕事前に同僚にカプチーノを頼む
MinjungとMinyongはよくそうやってたな〜
普通の東京の会社員はできないかもな。できなくはないけど。
そういえばMinyongは体育の先生で、授業中はいつも体操着なんだけど、
通勤はいつもビシッと、スーツだったな。
3. カフェレストランでのデート
ファンシーでもなく、たまにピアノの弾き語りの人がいたり。『Greatest Love of All』とか歌って。
いきなり明日映画見に行く約束ができたり。
普通に、知り合いとばったり会っちゃう街だけでも、面白いな。
High Kickの中のソウルは、白い息をよく見る寒そうな街。
でも夜に広い公園でお散歩デートができる、温かみ。
P.S. 大好きな、お別れの時のシーン:
Minyong:「後悔するだろうな。」
Minjung: 「後悔するでしょうね。」
Minyong:「一生後悔するよ。」
Minjung: 「一生後悔するだろうな。」
まとめてみたら今でもできなくはないんだけど、
微妙に懐かしいこの感じ、きっと今ソウルに行っても見つからない。