in the summer haze
数ヶ月前にすごい書きたかったことを書いてみる。
2月に、中高時代の友達のRくんが友達削除してごめんねって謝ってくれた夢を見た。
Rくんは、中1の時一番仲良かった女の子が、小学生の頃から好きだった人。
学校は違ったけど、中1の時はよくその女の子からRくんのこと聞いてた。
この前の全市共通の期末テストで物理の1位とったとか、うちの学校の女の子と付き合ってるとか、ジェントルマンなエピソードとか。
中3の時に初めて3人で遊んだ。カラオケで、デュエット一緒に歌って、男の子の部分まで歌っちゃってRくんにツッコまれた。
この人がモテるのもよくわかるなって思う日だった。
高校3年もなんだかんだチャットしたり、2人で遊びに行ったりもしてた。
高1のある日、「今日空いてる?」って聞いて、すごい真剣に「。。ごめん、今彼女いるんだよね」って言われて、
その後その日がバレンタインだったの知って笑った。
「えっ知らなかったの。。?」本当に知らなかったんだ。笑
高1の物理の授業に時間とdivisionの概念の話が出てきて、1Dから12Dの話をしたのも楽しかった。
「あなたとはこういう話も通じて良かった」って言われて、正直6Dからそこまで理解してなかった私はImposter Syndrome体験をした。
人に打ち明けない話もいつも聞いてもらえて、同い年だけど頼もしかったRくん。
親のことで相談しても、「そんな環境の中で育ってるのに、人にも明るさを分けてあげられる君は、すごいと思う」って言ってくれた。
でも、Rくんは優しいから気を遣ってくれてるんだっていつも思ってた。
大学2年の冬休みは、Rくんはオーストラリアから帰ってきて、街で部屋を借りてボードゲームルームを作った。
地元には有名な高校は3つくらいあるけど、Rくんの人脈でその3校からうちの学年の人が集まってて、本当にすごかった〜〜
久々に連絡とってみようと思ったら友達削除されたことに気づいたのは、その2、3年後だった。
驚いたけど、元々すごく仲良かった訳じゃないから、そこまで気にしてなかった。夢に出てきて思い出した程度。
この夢みていろいろ思い出した。学生時代、何度も何度もRくんに助けてもらったことを。
めったに思い出さないあの人にな。
中学の時に、Rくん経由でOasisを知って、The weepiesのGotta Have Youも、多分The Cranberriesもお互い好きだった。
Rくんがオーストラリアに行っちゃったから、今でもOasisの出身国を聞かれるとオーストラリアを先に思い浮かべる。
高1の時に好きになった先輩のことについて相談したら、キープされてるよってRくんに言われて、初めてその概念を知った。笑
お家でギターをちょっと教えてもらったけど、Rくんが言ってた指の訓練は私はとても頑張れなかった。
Rくんの紹介で夜の自習をサボってパブで外国のバンドのライブを見に行ったよね。
大学に入ってから始めたカメラも、Rくんは高校時代にはすでにリフレクター使ってたなぁ。
なんだかんだ、地元の友達で今インスタで繋がってるのもRくんと、中1の時一番仲良かったあの子くらい。
久々にインスタを覗いてみると、今でもフィルムカメラで撮ってる写真をアップしてるのは一緒だった。。
世界は広くて、私も住む国と町を何度も変えて、いろんな人と出会ったけど、いや、それで初めて気づいたけど、Rくんは話が通じる人。
中高時代は、この狭い町から出て、もっと話が合う人々とたくさん出会いたいって強く思ってたけど、
あの小さな町で、関心が似てる同級生がいたんだね。
心のない人もたくさん知ってきて、自分のあらゆるところを散々貶されてきて、
彼氏ができて散々傷付けられて。
Rくんは、、あんなこと言わなかった。私の浮いてるところよく見えてるけど、いつも優しく包んでくれた。
ちょっとチャラくて、ちょっとClicheで。
あの時流行った曲、そのなかでもRくんが好きだった曲。Someone like Youを思い出した。
We were born and raised
In the summer haze
Bound by the surprise of our glorious days
一緒に育って、ここまできたのはRくんのおかげでもあったよな。
すごく嬉しいことに。